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ピアノの運送業者さんが、現場の下見に来て下さいました。

実は当初、今回のピアノ購入計画では、私がユーロで支払った金額は日本の港まで。つまりそこからの荷捌き、検品、廃材(ピアノの梱包や巨大な木箱)の処理、港からホールまでの輸送、クレーンでの2階への搬入、ピアノの組立代金は私が支払うことになっていたはずでした。
なので一月ほど前、私はそれらを確実に行ってくれる業者さんを探して目星をつけ、手配寸前まで行っていたのですが、その段になって例のごとく突然、ガリーニ氏から親切なメールが入りました。
なんと、それら日本での作業も支払いも、もうイタリア側で済ませといたから、あなたは何も支払わないで下さい。という内容でした。
驚きと喜び、信じられない思いをしながらも、まずは業者さんの中で特に親切に色々とアドバイスを下さった奥泉運送さんに「本当はおたくにお願いしたかったのですが、親切にも先方が手配してくれたようなので、申し訳ありませんがお願いできなくなってしまいました。色々と教えて頂いたのに、聞くだけになってしまって本当にすみませんでした。」とお詫びの電話を入れました。まだ正式に仕事依頼をしたわけではなかったのですが、とても対応が親身でしたので、なんとなく。
奥泉運送(スタインウェイ ジャパン総代理店の専属の運搬会社さんです)の社長さんは、「いやいや、それは良かったですね。先生、わざわざありがとうございます。うちにはね、輸入通関の時に困ったら、業者から良く連絡入るんですよ。だから先生の楽器が何かトラブるようなことがあれば、ちゃんとアドバイスしておきます。船の到着予定日は伺ったし、スタインウェイのD274でしょ?覚えておきますからね。できる事は協力させて頂きますよ!」と、最後までご親切でした。それが1ヶ月ほど前のこと。
さて、イタリアのガリーニ氏の依頼で、日本でのピアノ取扱を代行してくれているは日通さんです。その日通の担当者の方と共に現場の下見に現れた柔和な表情の職人さんの背には、Steinway Japanのロゴが。
真剣に現場を下見される職人さんの後ろで、思わず私は日通の方に聞いてしまいました。「あの、こちら、もしかして奥泉運送さん?」するとまさにドンピシャ!結局自分が、是非依頼したいと思っていた所におさまったのです。これもご縁ですよね?
その後、あの親切な社長さんから携帯にご連絡頂き、電話での再会を果たしました。実はまだお会いしたことはありませんが。
でも、ご縁ですねぇ!
今は洋上に眠る貴婦人を、万全に迎える要素が一つまた一つと、揃いつつあります。