» 2018 » 1月のブログ記事

昨年クリスマス頃から始まった万歩計ライフ、なかなか充実しています。1万歩を超えると、伊能忠敬さんが褒めてくれるのと、スケールの大きさに対して、アリの歩みのように少しずつですが、地図を作成していることに、単純な私はやり甲斐を感じてしまいます。
小一時間で行って帰って来れるルートを試し尽くし、せっかく歩くのだから、景色や色んな住宅をじっくり見て。という段階を過ぎて、コンサートのプログラムを行き帰りで暗譜する。ということを始めました。
朝いきなり楽器を手にして練習し始めるのと、気持ちの良い歩みの中で、ひとしきり頭の中で歌ってから練習をはじめるのとでは、何か違う結果が生まれるかもしれない。と、少し期待しています。
少なくとも、寝ている間に夢の中でエンドレスで音楽を鳴らす(というか鳴ってしまう)のが暗譜法だったものに比べると、心理的ストレスは格段に減りそうです。
今日面白かったのは、シューマンを鳴らしている間、辺りに注意を払うことはなく、終始自分の世界に没頭していたのに、シベリウスを鳴らし始めたとたん、やたらと空やら木々に目を走らせるようになったこと。
音には、言葉以上に無意識をコントロールする力があるように感じました。

昨年暮れから始めたことがあります。
家族揃って夕食をとる際、その日の出来事の中から「あらためたいこと」と「自分を褒めたいこと」をそれぞれ一つずつ話します。内容は、どんな小さなことでもかまわないのですが、必ず自分自身のことを話すこと。
我が家の事情を少し明かしますと、コアラ君は私に似てめちゃくちゃ口が立ちます。「まるでお母ちゃんが2人居るみたい(地獄ですな!)」とパパが言うほどですが、パパは会話の中で、小学1年の息子に存在感を消されるほど口下手で、口数が少なく、受け応えもタイムラグが有りがちで、その事が家族の揉め事に発展したことが、過去に何度もありました。
「パパに話しをしてもらおう。」
という目的が一つ。それと、もともと私自身が少し前から、その日してしまったことで、次から改めたいことと、今日自分を褒めたいことを、毎日メモするようになったのですが、たったそれだけでずいぶん、前向きな気分に変わって来たので、家族にも試してもらいたい。と思ったことが、もう一つの理由です。
この習慣が始まって3週間程でしょうか。毎回一番ワクワクと楽しみに話題を沢山用意しているのは、コアラ君。パパはまだそれぞれ一つだけ。そしてそれを長い文章にはつなげられませんが、自分の感じたことを口にするようになりました。
日頃パパと共に行動することの少ない私とコアラ君にも、仕事の日のパパの日常が家族に垣間見えはじめたことは、一つの収穫です。
家族という形もまた、一人一人の努力で成長して行けるのだ。ということを、日々学んでいます。
未熟だけど、頑張ります!

昨年のクリスマス、小学1年生の息子(コアさん)のサンタさんへのお願いは、ゲームポケット万歩でした。
伊能忠敬の弟子となって歩き、歩いた歩数と歩幅で距離を実測し、日本沿岸を歩きながら日本地図を作成して行く。という設定のゲーム形式の万歩計です。
水泳は育成コースで週4回、毎回1キロ以上泳ぎ、自転車やローラーブレードも大好きだけど、歩くのは大嫌い。というコアさんでしたが、ゲームポケット万歩が届いて以来、毎日必ず1万歩以上、張り切って元気に歩いています。
なんだか面白そうだなぁ、と、羨ましくなった親達も結局購入し、家族全員で持ち歩いています。
しかし仕事柄、腕は振るけど脚はあまり動かさない(笑)私は、夫と息子に大きく引き離されてしまいました。そこで、朝に少し散歩してみることにしました。
初めての散歩は、自転車で行き慣れた農協。コアさんを自転車の後部座席に乗せて幼稚園に通っていた3年間、帰りに時々立ち寄っていた場所です。当時は10時ころ、お客さんの少ない店を訪れていました。今回は、開店ちょうどの9時頃店に到着したのですが、店に近づきながら、今まで見たことのない光景だな。と思いました。
自転車置場は自転車でいっぱい。店に入ると、広くはない店内に、30名ほどの高齢のお客さん達で溢れかえり、持つカゴは皆山積みです。
そうですよね。昨年末から、スーパーでは驚くほど野菜が高いです。旬の冬野菜が、いつもの3倍程の値段に感じます。その点、農協の野菜は、種類は限られるにしろ、スーパーの半額程です。農協、大人気なわけですよね。
私もほうれん草と椎茸、紫大根を買って、自分のカゴを片付けながら、野菜を新聞でくるむのに手間取っている隣のおばあちゃんのカゴもついでにお片づけ。
「あら!ゴメンね!ありがとね!」
と、おばあちゃん。
「いいえ!」
と、バイバイしながら私。農協に行くと、誰かしら知らないおばあちゃんとの小さな会話が有り、私はそれも楽しみです。

帰りは農協の裏の畑を散歩して、遠回りしながら帰りました。
その道すがら、野菜が高くて食べられなくなると、節約せざるを得ない若い人やお年寄りほど野菜が食べられなくなり、安いカップ麺などに走るってしまうのではないか。そうなれば体調を崩す人が増え、気の毒な上に国の医療費も増大するという悪循環になるのではないかな。
これほど、野菜の値段が変動し過ぎないように、なんとかコントロールして欲しいものだなぁ。と、思わずつぶやきました。

この一年以上、投稿をサボり続けた橋口ですが、唯一、ホームページ上で更新し続けたことがありました。
「公演ラインナップ」です。
公演のみではなく、時間貸などのリハーサル利用も含めて、ホールの利用状況が分かるミニカレンダーなのですが…
過去の使用状況も残して公開したいと思って過去データをある程度残していたことが、大変良くなかったようです。
実は、このミニカレンダーはスクロールして、表示されているよりはるか先の情報まで見れるのですが、スクロールバーの存在感が薄いせいか、スクロール出来ることに誰一人としてお気付きにならないことが、ホール利用者の皆さまや、友人からのお言葉で、最近分かりました(汗)。
「公演ラインナップが、7月から更新されてないから、このところ使われてないのかと、心配していました。」と、多くの誤解とご心配をおかけし(土下座)、そろそろスクロール出来ることをきちんと何処かで説明せねば。と考えました。

一方、全く更新されていない干物状態のブログを、初めてホールをお使い下さるお客さま達が、「どんな場所なのかしら」と優しくも忍耐強く、ホールの生い立ちに至る過去まで遡って読んで下さっていることも知り、反省とともに、「公演ラインナップ」はスクロール出来るということを、ここでお知らせしてみようと思いついた次第です。
今年に入り、昨年分はほぼ削除しましたが、ぜひ一度、スクロールしてみてください!

IT縄文人の管理人より。

明けましておめでとうございます。
今年が皆さまにとって、良い年になりますように。

昨年は私にとって、音楽活動の上で、様々なチャレンジの年でした。しかし、チャレンジが大好き!そう思っていた自分に変化が現れたのは、年も終わりに近付いた11月頃からでした。これからは何か、ゆったりと心を広げて第6感で世界を感じ、そのエッセンスを音楽に染み込ませて行くことを充実させる。そうすることが、これからは自分にとって自然なのだと思うようになりました。
今回は、そんな心境の変化を受けてのシューマンとシベリウスのコンサートとなります。
どこまでも自らの内面を掘り下げ、埋まっている言葉の煌めきを磨き込んで音楽にはめ込んで行くシューマン。対象的に、自然や人々の息吹から目一杯のオーラを浴び、自身の精神で濾過して音楽に再放流するシベリウス。アプローチは異なれど、どちらも素晴らしい作品です。人はそれぞれに異なる方法で、異なる答えを導き、それぞれに素晴らしい昇華をさせる。「だから私たちの人生だって!」と、きっといらして頂いたお客さま方に、勇気とあたたかさをお届けできるコンサートになると思います。
知らない曲名が並んでいると思います。(実は私も2ヶ月前まで知りませんでした!)けれど、描いている世界観が明瞭で、お話の世界に引き込まれるような分かり易さがあります。私は、弾いてみた最初から、心を鷲掴みにされました。皆さんも是非、ひるむことなく(笑)聴きにいらしてください。

ところでわが家には大晦日に、はるばるイタリアからのお客さんがありました。ミラノやクレモナ、ノヴァーラなどで合わせて8回ほど本番を共にしてくれた、ピアニストのエンリコ・タンシーニ氏が、プライベートで遊びに来てくれたのです。実に9年ぶりの再会でしたが、美味しい食事の後に、心の赴くままに、ホールで久々の共演をしました。
イタリア人であるエンリコの表現方法は、日本のそれとは全く異なり、自分達が無意識に狭く絞り込んでいた表現に気付かされたりして、刺激的で、沢山の発見がある楽しい共演でした。
エンリコの方も「瑞恵のような奏者と演奏する幸せに、あれ以来まだ遭遇していない。瑞恵と演奏することがどんなに幸せなことか、家族に話しても、それは本当には理解されないんだ。僕はまた君と演奏したい。またイタリアに来て、一緒にコンサートをして欲しい。」と、熱く語ってくれました。本当にありがたい言葉でした。
次回、もしエンリコが今回のように、あまりにも年の瀬の訪日でなければ、是非皆さんにもご案内して、コンサートを開きたいです。
ご報告したい事が色々で、長くなってしまいました。今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。そして、今年最初の演奏会に、ぜひぜひ!お越しください!
風邪が流行っていますので、お体にお気をつけてお過ごしください。

ミエザホール 橋口瑞恵


以下、コンサート概要
☆タイトル
シューマンとシベリウスの世界

☆サブタイトル
〜内から?外から?心をみつめて音を紡いだ二人の作曲家〜

Vl. 橋口瑞恵 Pf.水月恵美子

☆於 ミエザホール

☆日時

2018年 2月4日(日)
開場 15:30 開演 16:00

☆チケット
前売 3500円 当日 4000円

ご予約は、ミエザホール042-366-6316までどうぞ!

☆プログラム

第一部
シューマン作曲
・ヴァイオリン ソナタ 第1番 Op.105

第二部
シベリウス作曲
・思い出 Op.79-1
・ユーモレスク 第4番 Op.89-2
・ロマンス Op.78-2
・牧歌的なダンス Op.79-5
・セレナーデ Op.79-4
・ノクターン Op.51-3
・ユーモレスク 第3番 Op.89-1
・子守歌 Op.79-6
・テンポ ディ メヌエット Op.79-2
・キャラクタリスティックなダンス Op.79-3