5月25日に、バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタの1、2、3番を演奏するコンサートを開きます。tirasi_iro
物ごころつく前から私の心をとらえてきた作品です。母は私がお腹にいる頃、ヨーゼフ・シゲティの演奏するバッハの無伴奏ヴァイオリンのソナタとパルティータのレコードをずっと聴いていたのだとか。
思春期の頃から、道に迷えばバッハ。くじけそうになったらバッハ。と、私を支え続けてくれたバッハ。13年前、私は現在の一番弟子さんに「15年後にバッハの無伴奏ソナタとパルティータを全曲生演奏したい」と言ったのだとか。無責任にも、私はその話を先日その生徒さんから言われて「、、、そんなことを言ったのかしら。」と思いました(笑)。が、忘れていない事もあります。
当時から、いえ、思春期のころからずっと、60歳で「自分なりの」ではありますが、バッハの「これぞ」と思える録音を残したい。ということを思い続けているのです。自分にとっての音楽の記念碑は、それ一つで良い。と思い続けています。
パガニーニの24のキャプリスを全曲演奏したり、協奏曲を次々と演奏したりして来ましたが、実はそれらは全て私の中では将来のバッハへとつながっています。技術的な困難というものを凌駕したところでバッハと対峙するべきなのだ。という思いはもう、無意識のレベルで私の中に根付いているものです。バッハの無伴奏曲にこだわり続けて20年以上が経っても、バッハには毎日の練習で、毎回新鮮な気付きがあります。彼の強靭でビビッドな精神力からもらっている栄養やエネルギーが、自分にとって何よりの生きる活力だったのかもしれません。
と、かたいことを言ってきましたが、要するに私は、熱烈なバッハフリークなのです(笑)!

25日のコンサートのチラシを添付いたします。場所は我らがミエザホール!6月には水月さんとチェンバロとのソナタを全曲、7月には無伴奏パルティータの1、2、3番を演奏します。バッハフリークの熱い想いが炸裂する3カ月となります。どうかお付き合いください。

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