近頃はピアノにハマっているコアラ君。毎朝6時半から30分は家のアップライトの前に座って、しげしげとピアノを弾いています。まだ3歳ですし、音符が読めるわけでもないので、ピアノの音を隅から隅まで順番に弾いたり、和音を楽しんだりしているだけなのですが、けっこう楽しそうに30分くらい遊んでいます。最初は人差し指の一本弾きでしたが、ごく最近、右手と左手の指をそれぞれ5本ずつ、使えるようになってきました。
ところが昨夜、このところ見向きもしなくなっていた小さなヴァイオリンをいきなり取り出して、おもむろに弾き始めました(もしものために、母ちゃんは一応、弓の毛替えと弦の張替えを済ませていて、いつでも弾ける状態にはしてあります)。
構えも良し。胸を張ってなかなかカッコいい。駒と弓は自然に並行で、黒い指板(しばん)の方に遊びに行くことも無し。この弓と駒の並行を保つことは実際になかなか難しく、初心者を悩ませる難関の一つなので、「おお!やるじゃないか!」とビックリする母ちゃん。そんな母ちゃんを尻目に、ロングトーンを悠々と弾くコアラ君。そしてイキナリです!パチンパチンパチンッ!と、驚愕の音が。目を丸くしてしばらく絶句した私でしたが、口がきけるようになると叫びました。
「ちょっと!まだそんな難しいことしなくていいから。」
コアラ君はなんと、右手の弓でロングトーンを弾きながら、左手の指は弦をはじき、泣く子も黙るヴァイオリンのウルトラD難度の技、弓と左手のピチカートの両方弾きを楽々、やっているのです。ヴァイオリンの弾き方すらちゃんと教えたことがないというのに。。。母ちゃん唖然。コアラ君は涼しい顔で答えます。
「だって、母ちゃんもやってるじゃん!」
「え?そ、そうだけどさぁ、それは凄い難しい技で、パガニーニっていう凄い人がね、、、」と、シドロモドロで答えますが、コアラ君は母ちゃんを無視して悠々と右手は弓でヴァイオリンを弾き、左手はパチパチとピチカートを続け、その後更にパガニーニが考え出したという、弓の投球奏法や太鼓奏法も次々に飛び出します。ヴァイオリンをまだ習ってもいない息子が、ジプシーヴァイオリンの名手のように超絶技巧を連発しまくるのを見て、笑いとも動揺とも分からない表情をし、喜びとも困惑とも判別できない気持ちの中で、それらを難しい技だと思い込んでいる貧しい固定観念の自分が、もの凄~く哀れに思えた瞬間でした(笑)。でも、実際、難しいんですけどね。本当に。

はぁ、、、

さて、気を取り直しまして、公演ラインナップを更新いたしました。日時が確定していなかったものが確定し(12月をのぞく)、新たな公演予約が入ったものもupしましたので、どうぞご覧ください。

 

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はっしーさん,すごいですね.おもわずコメントしちゃいました.天才かもしれませんね.子供の可能性は無限大ですからね.次こちらにお越しの際は是非よってください.

kengoさま
コメントどうもありがとうございます。ブログを覗くのをサボっていて、コメント頂いていたことに今、気がづきました。返信が遅くなってすみません!
そう。子供の可能性は確かに無限大で、傍らで見ているだけでも楽しいものですよね。今この一時しか無い、子供との時間をお互いに楽しみましょう!kengoさんも是非、ご家族でうちに遊びにいらしてくださいね!

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