東京もとうとう梅雨入りしました。雨の中、合羽を着て幼稚園とスイミングの送り迎えに走り回る日々の始まりです。元自転車部としては、こんなことで弱音を吐くわけにはいきませんが、この雨が恵みの雨となり、今年は各地で災害をもたらさないことを願っています。
さて、ずいぶん間近になってしまいましたが、今回は無伴奏で、荒井節夫さんの製作したヴァイオリンのデビュー コンサートのご案内です。
4月の演奏会の翌日から、荒井さんの楽器(イーハデアライ)での練習に取り組んで来ました。荒井さんにはミエザホールのオープンに際し、2012年製のヴァイオリンを一挺贈って頂いていて、いつかそのデビュー・コンサートを開くことをお約束していたのでした。よもやこんなに早くその日が来ようとは、その時は予想もしていませんでしたが、、、
急ピッチでイーハデアライとの関係を深め、自ら調整し、これで行けると確信したのが10日ほど前。更に今回の演目に、私と音楽との間に楽器が介在しなくなったと思えるまでに今までかかり、ご案内が遅くなった次第です。
今回の演目は、バッハのシャコンヌとフーガ。若くして亡くなったバッハの最初の妻で従姉妹のバルバラへの想いを凝縮したシャコンヌ。彼女の死を乗り越え、前向きに生きることを模索しているバッハ自身を表しているようなソナタ3番のフーガ。そしてこの二つの作品を独自の解釈と展開で全く別な、斬新極まる世界への入口としたバルトークのシャコンヌとフーガを含む、バルトーク無伴奏ソナタの全曲。
バルトークの無伴奏ソナタは2月にも演奏しましたが、反響が大きく、もう一度聴きたいという声が多かったことに加え、演奏し終わってもバルトークへの興味は増すばかりで、更に彼への理解を深めたいという思いが消えなかったことが、再演の理由です。
この3年半というもの、24時間共に過ごしていた息子が幼稚園に通い始めたと同時に、イーハデアライとの新しい関係が始まり、数年ぶりに自分の中に蒼く尖った、未熟者の情熱がふつふつと燃えあがっていることが、嬉しくてたまりません。
今を打ち崩すことは、クリエイティビティにつながると信じ、あとは突き進むのみであります。
では、29日にご来場くださる方は、ご連絡ください!

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