明けましておめでとうございます。
今年が皆さまにとって、良い年になりますように。

昨年は私にとって、音楽活動の上で、様々なチャレンジの年でした。しかし、チャレンジが大好き!そう思っていた自分に変化が現れたのは、年も終わりに近付いた11月頃からでした。これからは何か、ゆったりと心を広げて第6感で世界を感じ、そのエッセンスを音楽に染み込ませて行くことを充実させる。そうすることが、これからは自分にとって自然なのだと思うようになりました。
今回は、そんな心境の変化を受けてのシューマンとシベリウスのコンサートとなります。
どこまでも自らの内面を掘り下げ、埋まっている言葉の煌めきを磨き込んで音楽にはめ込んで行くシューマン。対象的に、自然や人々の息吹から目一杯のオーラを浴び、自身の精神で濾過して音楽に再放流するシベリウス。アプローチは異なれど、どちらも素晴らしい作品です。人はそれぞれに異なる方法で、異なる答えを導き、それぞれに素晴らしい昇華をさせる。「だから私たちの人生だって!」と、きっといらして頂いたお客さま方に、勇気とあたたかさをお届けできるコンサートになると思います。
知らない曲名が並んでいると思います。(実は私も2ヶ月前まで知りませんでした!)けれど、描いている世界観が明瞭で、お話の世界に引き込まれるような分かり易さがあります。私は、弾いてみた最初から、心を鷲掴みにされました。皆さんも是非、ひるむことなく(笑)聴きにいらしてください。

ところでわが家には大晦日に、はるばるイタリアからのお客さんがありました。ミラノやクレモナ、ノヴァーラなどで合わせて8回ほど本番を共にしてくれた、ピアニストのエンリコ・タンシーニ氏が、プライベートで遊びに来てくれたのです。実に9年ぶりの再会でしたが、美味しい食事の後に、心の赴くままに、ホールで久々の共演をしました。
イタリア人であるエンリコの表現方法は、日本のそれとは全く異なり、自分達が無意識に狭く絞り込んでいた表現に気付かされたりして、刺激的で、沢山の発見がある楽しい共演でした。
エンリコの方も「瑞恵のような奏者と演奏する幸せに、あれ以来まだ遭遇していない。瑞恵と演奏することがどんなに幸せなことか、家族に話しても、それは本当には理解されないんだ。僕はまた君と演奏したい。またイタリアに来て、一緒にコンサートをして欲しい。」と、熱く語ってくれました。本当にありがたい言葉でした。
次回、もしエンリコが今回のように、あまりにも年の瀬の訪日でなければ、是非皆さんにもご案内して、コンサートを開きたいです。
ご報告したい事が色々で、長くなってしまいました。今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。そして、今年最初の演奏会に、ぜひぜひ!お越しください!
風邪が流行っていますので、お体にお気をつけてお過ごしください。

ミエザホール 橋口瑞恵


以下、コンサート概要
☆タイトル
シューマンとシベリウスの世界

☆サブタイトル
〜内から?外から?心をみつめて音を紡いだ二人の作曲家〜

Vl. 橋口瑞恵 Pf.水月恵美子

☆於 ミエザホール

☆日時

2018年 2月4日(日)
開場 15:30 開演 16:00

☆チケット
前売 3500円 当日 4000円

ご予約は、ミエザホール042-366-6316までどうぞ!

☆プログラム

第一部
シューマン作曲
・ヴァイオリン ソナタ 第1番 Op.105

第二部
シベリウス作曲
・思い出 Op.79-1
・ユーモレスク 第4番 Op.89-2
・ロマンス Op.78-2
・牧歌的なダンス Op.79-5
・セレナーデ Op.79-4
・ノクターン Op.51-3
・ユーモレスク 第3番 Op.89-1
・子守歌 Op.79-6
・テンポ ディ メヌエット Op.79-2
・キャラクタリスティックなダンス Op.79-3

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